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アスリートのセカンドキャリアはどう形成する?成功事例から秘訣をご紹介!

アスリートのセカンドキャリアについての悩みとは ノウハウ

現役アスリートが競技からの引退が視野に入ってくると必ず悩むのが「セカンドキャリア」です。
それまで10年近く、人によっては人生のほとんどを競技活動に捧げてきたことでしょう。

そんなタイミングで、自分の身体の状態やさまざまな諸事情を考え、競技の第一線を離れることとなれば、「この先どうしたら良いのだろう」と不安になることでしょう。

そこで今回は、アスリートのセカンドキャリアでよくある悩みと成功事例、そこからわかる「セカンドキャリアを視野に入れた時にアスリートが今からやっておくべきこと」をご紹介していきます。

アスリートのセカンドキャリアに関する悩み

悩み

まず、アスリートがセカンドキャリアについて考え始めた時にほぼ必ず頭に浮かぶであろうセカンドキャリアに関する悩みについて整理していきます。

そもそもスキルがない

アスリートとしてこれまでの人生を歩んでくると、一般的なビジネススキルやお金を稼ぐスキルを磨くのではなく、競技でのスキルや体力を向上させて稼ぐスキルを向上させることに多くの時間を使ってきたことでしょう。

そのため、一般社会で役立てられるスキルを持っていないと考えてしまいがちです。事実、名刺の渡し方やビジネスメールの文章の打ち方など、基本的な部分から一般的な働き方で求められる常識のレベルに達していないことも多いでしょう。

また、セカンドキャリアを考え始めるのが少し遅くなり、30代半ばを超えてきてしまうと、一般的にはスキルや実績がなければ転職が難しくなってくる年齢ですので、さらにこの悩みは大きくなるでしょう。

何がしたいかわからない

実は最も大きな問題かもしれないのが「何がしたいかわからない」という問題です。

これまで競技が「やりたいことでありやるべきこと」であったアスリートにとって、競技を引退したあとに「やりたいこと」を考えてもなかなか思いつかないことも少なくありません。そのため、結局引退の時まで次に何をやるかを決定できず、引退後即無職になってしまうということも多いです。

もちろん、自分を見つめ直す期間であったり、やりたいことを探すための期間ということで、キャリアの空白期間があることは否定されることではありませんが、マイナースポーツからの引退の場合、長期の空白期間を作ること自体が資金的に難しいこともあるため、できるだけ引退前に「何をやるか」を決めることが重要になってきます。

何が向いているのかわからない

スキルがないことにもある程度共通することですが、「一般的な会社や社会の中で自分に何ができるのか」について、やったことがないからわからないということが悩みの種となります。これまで競技を中心に生活をしてきたために、いわゆる「一般的な仕事」について、経験がないことが多いでしょう。

そのため、一般的な仕事における自分の長所や短所についてあまり向き合ってこなかったかもしれません。自分はどんな性格で、どんなことが得意でという、新卒で就活をする就活生のような自己分析をまず行ってみるのが良いかもしれません。

 

上記3つが主なアスリートが抱えるセカンドキャリアについてのお悩みになりますが、3つともに共通しているのが「経験していないからわからない」ということです。

職種や業界によっては、30代でピークを迎え、40代では出遅れ感が強くなるような仕事もありますので、得意・不得意やスキルのあり・なしをしっかりと把握せずに、若いタイミングでピークを迎える仕事や業界をセカンドキャリアで選択してしまうと、不利な状況が一層不利に働いてしまうことでしょう。

セカンドキャリア形成の成功事例

成功事例

では、アスリートはセカンドキャリアについて闇雲に模索すれば良いのかというと、非効率過ぎますし、不安を助長するだけとなってしまうでしょう。

そこで、ここからはアスリートからセカンドキャリアへの移行が成功し、セカンドキャリアで活躍されている元アスリートの方々の事例をご紹介していき、セカンドキャリアへのヒントの紹介としていきます。

鈴木 啓太氏 (元サッカー選手 / 現 実業家)

Jリーグ浦和レッズで活躍し、日本代表選手としても活躍した元サッカー選手です。

現役引退後は実業家としての道を歩んでおり、現在ではAuB(オーブ)株式会社の代表取締役としてセカンドキャリアを歩んでいます。この会社は腸内細菌と腸内環境の研究をベースにして、腸内細菌からコンディションを整える商品開発などをしています。

腸内細菌に着目したのは、鈴木氏が幼少期から「人間は腸が一番大事」と親から伝えられてきたことが大きいようで、身体のコンディショニングのプロであるアスリートの腸内環境を研究することで、スポーツ選手の時代に支えてくれた人々に恩返しができるのではと考えたそうです。

G.G.佐藤(佐藤 隆彦)氏 (元野球選手 / 現 会社員→経営者)

プロ野球選手として、西武ライオンズや千葉ロッテなどで活躍したG.G.佐藤こと佐藤隆彦氏は、引退後に自身の父親が経営する住宅測量や地盤改良を手がける株式会社トラバースに就職。

通常のサラリーマンとしてセカンドキャリアをスタートしました。2021年現在は、株式会社トラバースの副社長、関連会社であるトラバースエンジニアリングの代表取締役となっています。

奥村 武博氏 (元野球選手 / 現 公認会計士)

プロ野球選手として阪神タイガースで3シーズンほどプレイした後、戦力外通告によって引退を決意。その後1年ほどは打撃投手としてチームに残りながら現役復帰の道も探っていたようですが、どこからのオファーも貰えずに野球を離れ、友人と飲食店経営を開始。

セカンドキャリアの始まりは経営者としてだったようです。その後、単独で飲食店を開業するためにホテルで修行したとのことですが、世間のことや他の業界のことをほとんど知らないことに気がつき、他の業界への転職を決意。難関資格である公認会計士の資格取得を目指して勉強する傍ら、会計事務所入社を目指すも断念。さまざまな職を転々としながら、試験合格を目指しました。

その後、資格試験サポートをするTACに入社。入社後も公認会計士試験への受験をし、合格。日本初の元プロ野球選手の公認会計士となりました。

セカンドキャリア形成で成功するためにやるべきこと3選

アスリートのセカンドキャリア形成の成功事例から読み解ける、「現役アスリートが今からやるべきこと3選」をご紹介します。

資格を取得する

公認会計士や弁護士、税理士など資格持っている人しかその業務ができないような資格を取得しておくとセカンドキャリア形成で大いに役立つでしょう。

特に、独立して事務所を持てるような資格であれば、どこかの事務所に所属するとしても給与面で大きな不安はありませんし、独立して仕事をしていく場合にも頑張り次第でアスリート時代の年収を超えることも可能でしょう。

ただし、独学で司法試験や公認会計士の資格取得を目指すのは非常に難しいため、下記の資格取得支援サービスを利用するのがおすすめです。

スタディング

スタディングは、スマホやPCなどから各資格の動画講座を視聴できるサービスです。

マインドマップを使った講義が独特で身に付きやすく、WEB上のサービスとしてログインをして動画主張をするため、自宅だけでなく通勤電車の中でも聞き流しや視聴という形で学習ができ、学習効率としても時間効率としても、そして価格としても非常に使いやすい講座サービスとしておすすめです。

実際に筆者もスタディングを利用して、国家資格を取得しました。



スタディングで国家資格を取得しにいく

司法試験

文系の中でも最も難関な資格と言われているのが司法試験です。

2021年現在では、司法試験を受験するには「予備試験の合格」もしくは「法科大学院の卒業」が必要となりますが、そこに辿り着くまでも非常にハードルが高いのです。

スタディングなどの自宅学習でも問題はありませんが、こと司法試験に関して言えば、専門のスクールに通うと良いでしょう。おすすめは、司法試験のスクールとして専門で長年サポートを続けている伊藤塾です。

伊藤塾で司法試験を取得しにいく

転職エージェントと面談する

アスリートに共通する強みとして、心身ともに共通するタフさがありますが、それ以外には人それぞれ長所や短所があります。

長所・短所を見極めて一般的な企業や組織に就職することも立派なセカンドキャリアの選択肢と言えます。一般的な就職活動をするのであれば大学生などが行う自己分析で問題ありませんが、ある程度年齢を重ねてアスリートとしてのキャリアを一旦形成した後となると、一般的に「転職」という扱いにされることが多く、いわゆる「新卒採用用の自己分析」だけでは足りない場合も少なくありません。

また、それまで「一般的な仕事」についての経験がないと、自己分析が「自己中心的な視点のみ」となりやすく、外部から見た「自分」の評価を聞くことが必要です。そのため、アスリートのセカンドキャリア形成に特化した転職エージェントと一緒に見極めていくことが重要であり、ポイントとなります。そこでおすすめなのが、アスリートエージェントです。

アスリートエージェントは、アスリートの転職活動を専門でサポートしている会社で、転職するまでのサポートはもちろん、転職先が決まった後のサポートとして、仕事に共通するスキルの研修なども行ってくれています。

無料で相談できるのでどんな道を選ぶとしても、相談しておくことをおすすめします。



アスリートエージェントで相談する

会計やビジネスについて理解する

日本は資本主義の社会構造であるため、一般企業も公的機関もある程度「ビジネス」の側面を持っており、それを理解するためには「会計」や「財務」の知識をつけることが非常に重要になります。

資格などが合わせて取得できれば良いですが、資格などなくても一般的な会社員レベルの会計知識や会計の概念を理解することはアスリートのうちからしておきたいところです。

そこでおすすめなのが、会計知識を優しく解説している本を読むことです。

これによって、ある程度会社がどのようにして利益を出しているのか、どのようにして給料が捻出されるのかなどが理解でき、組織の中に入った際にも、組織から出て独立する際にも役立つことでしょう。

会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方

最後に

いかがでしたでしょうか?

アスリートのセカンドキャリアは、スポーツ選手としてのキャリアが増加するにつれ社会課題の一つとなり始めています。

大切なことは、引退してから考えるのではなく、
できるだけ早い段階で「具体的なアクション」を起こすことです。

この記事に記載した内容を踏まえて、早めにアクションを起こしていきましょう!

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