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体育会出身者は仕事ができるは本当?伸びる人と伸びない人の違いとは?

体育会出身者は仕事ができるは本当?伸びる人と伸びない人の違いとは? ノウハウ

あなたは「体育会出身者」と聞いたらどんなことを思い浮かべるでしょうか?

うるさい、体力がすごい、体がでかいなどが上がってくるのではないでしょうか。非常に正しいかと思います。それに加えて「就活に強い」というものもよく言われる体育会出身者へのイメージです。

なぜ強いのかというと、その後の仕事で活躍してくれそうだからということになります。しかし、本当に体育会出身者は仕事ができるのでしょうか?

この記事では、体育会出身者が評価される理由と仕事ができる・できない人の特徴についてご紹介します。

体育会出身者が就活に強い理由

まず、体育会出身者が就職活動で強いと言われている理由について見ていきます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

日本の就職活動が「素材重視型」だから

日本の就職活動全体の話をしてしまうと、皆さんもお気づきかと思いますが、日本の新卒就活市場は「素材重視型」です。

90%以上の就活生がアルバイト以外での就労経験がなく、社会人としてどんなことができて、どんなことを得意としているのか不明な状態です。

そんな状態から良さげな学生を採用するのですから、企業側もある一定の「良さそう」という基準を持って評価します。その基準の一つが学歴であり、その一つが体育会出身であるということでした。

ではなぜ「体育会出身」という素材が評価されてきたのかを見ていきましょう。

体力・精神力・忍耐力の強さ

日本の体育会は良くも悪くも理不尽が横行していた世界です。2022年の学生部活の状況は相当改善されてはいますが、企業側の評価基準はそこまで変わっていないのが実情でしょう。

社会人として働き始めると、理不尽なことはどんな会社でも起こり得ます。それに耐えられるであろうということで、体育会は強く指示されていました。

特に、2000年以前の社会人は朝早くから夜遅くまで働く「長時間労働」が当たり前とされている世界でした。そんな中で、他の人よりも体力に自信がある体育会は非常に重宝されていたのです。

指示されることへの慣れ

体育会(特に部活動)の世界は、圧倒的な縦社会で構成されていることが多いです。先輩や先生・監督の言うことは絶対であることがほとんどでしょう。それこそ20年以上の部活動の世界はそれが当たり前でした。

そのため、体育会出身者はそうでない学生と比べて、「指示される」ということに慣れているのです。これは企業側としては、扱いやすく非常にありがたい存在です。

大きく分けて上記2点から体育会出身者は評価されてきました。ただし、上記を見ていただいてお気づきになられたかと思いますが、現在の日本では、上記2点を重視する評価基準は薄まってきており、次第に体育会出身者の就活有利説は弱まってきています。

体育会出身だから仕事ができるわけではない

では次に体育会出身の人は実際に仕事ができるのかということについて見ていきます。

仕事ができると素材がいいは違う

まず「仕事ができる人」はどんな人なのかというと、大抵の仕事では「結果を出せる人」と「ミスをしない人」でしょう。

では、体育会出身者がどんな能力を評価されていたのかといえば、「理不尽に耐えられる」「たくさん動ける」「指示されることに慣れている」でした。

ここでお分かりのように、「体育会である」と「仕事ができる」は根本的に見ている視点が違うということがわかります。

もちろん、相当大きな企業で仕事の仕方がきっちり決められており、長く仕事をすればそれだけ成果が出るのであれば、長く働けることは非常に重要でしょう。20年以上前の日本ではこういった価値観で「長く働く人」が評価されていました。

しかし、現在では10の時間で働いて100の成果を出すAさんと、50の時間で働いて100の成果を出すBさんがいれば、基本的にはAさんの方が評価が高いのです。この点においては、体育会出身者かどうかはあまり関係ないでしょう。

社会人と部活動のギャップ

部活動(体育会)の強い縦社会で最も顕著なのは、「上からの指示へ従う」ということ。しかし、社会人になると「自分の頭で考える」ということを評価されますし、求められます。

それまで監督や先輩の言っていたことが絶対だったのにも関わらず、いきなりハシゴを外されるような状態でしょう。

もちろん、新卒の研修期間などはそれでも問題ありませんが、いざ現場に出てみると、誰に聞いても答えがない問題ばかりです。このギャップで、やられてしまう体育会出身者も少なくないのです。

仕事ができる・できない人の特徴

では、仕事ができる人になるにはどうしたら良いのでしょうか?まず仕事ができる人・できない人の特徴から見ていきましょう。

仕事ができる人の特徴

学習・成長を怠らない

仕事ができる人の最も強い特徴がこれです。

常に自分の行動や結果を振り返り、上手くいかなかったところを修正し、さらに良くなるように自ら学習をしていきます。イヤイヤやらされている仕事をこなしているのではなく、常に「より良くなる」ために様々な情報を追っているのです。

視野が広い

次に重要な特徴が、視野が広いこと。

自分の仕事以外のことにも目を向けたり、社内の些細なことにも気を配っていくので、異変に気が付いたりうまくいく方法を思いついたりします。

自分の頭で考えられる

指示待ち人間ではなく、自分の頭で考えてやること、やるべきこと、やったほうがいいことを見つけて動ける人も仕事ができる人の特徴です。

もちろん、新人の状態では勝手に動くこと自体は良くないこともありますが、「やった方がいいこと」を見つけて「やっていいのか」を上司や先輩に聞くことは誰にもできるでしょう。そうやって自ら動く内容を考え、実際に行動を起こして解決していける人間が、仕事ができる人と言えるでしょう。

仕事ができない人の特徴

自己研鑽はしない

入社時点では多くの新卒社員は同じスタートラインに立っていますが、学習・自己研鑽を繰り返す人とそれをしない人の差はどんどん開いていきます

特に自分の行動の振り返りをしないような人の場合、同じミスを繰り返したりするため、非常に高い確率で仕事ができない人認定されてしまいます。

視野が狭い

体育会に所属していると多くの時間を部活動に注いでいるでしょう。そうすると「部活以外」の世界をあまり知らないまま社会に出ていくことになります。

社会には体育会以外にもたくさんの人がいて、違う価値観の人が生活しているのですが、それをあまり認識できなかったりします。

これは仕事にも言えることで、営業マンと経理担当者の価値観や倫理観は違うことが多いです。こういった違いを認識しようとしないで仕事を進めていくと、社内での軋轢などが生まれてしまいます。

言われたことしかやらない

言われたことをこなすというスタンスは、組織の中にいる人間として非常に大切です。

しかし、それしかしない・できないとなると話は変わり、仕事ができない人の特徴となります。常に誰かが指示を出す必要があり、常に「誰かとセット」ではないと仕事を進められないため、評価される人にはなれないのです。

仕事ができる人になるためにやること3選

最後に仕事ができる人になるためにやらなければならないことを3つご紹介します。

自分の市場価値を知る

まずやるべきことは、自分の市場価値を客観的に知ることです。

ミイダスを使えば、プロフィールを登録した後に様々な企業からオファーが届き、「現在の市場価値」がアプリ内に表示されるので、簡単に実際の数字を確認することができます。

ミイダスの画面ミイダスのアプリの左上に「自分の市場価値」が表示されます。

自分の市場価値(オファーがきた年収)がどれくらいの金額になるのかを確認しましょう。

この市場価値(オファーの平均)が、自分の年齢の平均年収よりも低いか同じくらいであれば、一般的な市場からは評価されていないと言えます。

金額にもよりますが、自分の年齢よりも100万円以上高い金額が表示されていれば、仕事ができる人もしくは価値の高い人材であることが確認できるでしょう。

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求められている能力を伸ばす

次に検討するべきことは、会社や社会から求められているスキルや能力を伸ばすことです。会社や社会に求められている能力を伸ばすということは、仕事ができるようになることとほぼイコールですので、会社でも評価されやすくなります。

2022年に磨くべき具体的なスキルや能力は、

  • マーケティング(特にWEB/デジタル)
  • プログラミング
  • officeソフト使用スキル

です。

リモートで様々なサービスや商品を販売する必要が出てきた現代において、マーケティングのスキルや知識は必須になりつつあります。

仕事の基本をしっかりと行う

最終的には、基本が非常に大切になります。スポーツでも仕事でも同じです。

挨拶をする、確認をする、報連相を怠らないなど、新卒社員の頃に教えられた基礎基本を徹底しましょう。特に報連相と確認を怠らないことは、組織で仕事をする上で非常に大切です。

会社員の仕事は一人で完結するものではなく、チームで動くものです。そしてそのチームの全員が全く同じ方向を向いているわけではないというのが、社会人になった場合の注意点になります。

そのため、コミュニケーションはできるだけ密に取るように心がけましょう

まとめ

この記事をまとめると以下になります。

  • 体育会系は就活で評価されやすい
  • 体育会系 = 仕事ができる というのは違う
  • 体育会系でも常に学び続ける姿勢が必要

となります。

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