一般的に体育会所属している学生は就職活動に有利と言われているのを、聞いたことがありませんか?
確かに、体育会以外の学生よりも期待を持たれやすいため、実際に就職活動がうまくいきやすい傾向にあるでしょう。
しかし、全員がうまくいくわけではなく、上手くいかない「失敗」の体育会所属の学生も少なからずいます。
今回は、「体育会学生の就職活動の失敗パターン」と「失敗パターンを避ける方法」を徹底解説します。
体育会学生の就職活動失敗パターン5選
体育会学生が就職活動で失敗するパターンとしては大きく分けて5つあります。
自分の頭で考えない
就職活動は、毎年数多くの学生が通る道になります。だからこそ、全く考えなかったとしても、そこら中に就職活動に関する情報は転がっています。
そのため、自分の頭で考えなくても就職活動を進めることはできます。
しかし、就職活動はそこまで甘いものではありません。
体育会以外の学生も混ざり、多くの学生が自分の頭で捻りに捻って考えて戦っていきます。また、採用する側から見れば、「自分の頭で考え行動できる学生」を採用したいと考えるため、特に自分の頭で考えずに行動をしようとしてしまう学生は、魅力的に見えにくいでしょう。
本気で頭で考えて戦いに来る同期となる学生たちと、採用側の希望を考えると、「自分の頭で考えて動かない」という学生は体育会であっても就職活動で成功しにくいでしょう。
差別化されていると思いがち
「体育会の学生は就職活動において有利」という情報を信じ、「体育会学生だから大丈夫」と高を括っている学生がいますが、上手くいかないことが多いです。
体育会学生というのは、一つの期待をかけられる基準にはなりますが、それだけの理由で採用が決まることはほとんどありません。
体育会に所属しているというだけでは、他の学生との差別化はそこまでできておらず、他の就活生と一緒に埋もれることとなってしまいます。
そもそも動かない
体育会の学生は、体育会以外の部活動やサークルに所属している学生よりも時間がないことが多いです。
アルバイト、授業に部活動と予定が埋まっていて、就職活動のことが後回しになってしまうという学生も少なくありません。
また、「体育会に所属しているから大丈夫だろう」と慢心してしまって、就職活動の動き出しが遅くなってしまうことも多いです。
体育会の学生が有利と言われるのは、あくまでも「他の学生と同列」であった場合で、出遅れてしまうと有利な部分を持っていてもなかなか就職活動がうまくいかないのです。
大手志向が強すぎる
「自分の頭で考えない」にも通じるところですが、体育会学生で時間がない就活生は「とりあえず大手に・・・」と考えてしまって、自分のやりたいことやどういう道に進みたいかなどと向き合わずに就職活動を始めてしまう方も少なくありません。
非常に当たり前の話ですが、大手企業というのは、それだけ受ける学生も多く、ライバルが多い中で勝ち残らなければならないのです。
その中で、自分のやりたい理由や軸などが定まり切っていない状態で勝負を挑んだとすると、体育会としての強み以外に武器がなく、なかなか上手くいきません。
もちろん、大手企業は採用する人数も多いため、採用されるということもありますが、自分のやりたいことなどと向き合わずに就職活動をすると、就職した後に「思っていたのと違う・・・」と失敗を感じることになってしまいがちです。
プライドが高すぎる
体育会を生き抜いてきたということで、自分に自信の就活生も多いです。
自信があることはとても良いことではありますが、それが大きくなりすぎると、邪魔になってしまうほどのプライドとなってしまいます。
高すぎるプライドが透けて見えてしまう就活生は、扱いづらいと思われやすく、就職活動でうまくいかない原因となり得るのです。
体育会学生が就活で失敗しないための方法
体育会学生が就職活動で失敗しないためにしなければならないことは、「就職活動のプロ」に相談することです。
就職活動のプロに相談することで、自己分析が進んだり、就職活動をする上で足りない部分、そしてどう改善をしたら良いのかを知ることができます。また、各業界がどんなところで、どういった人材であれば合うのかまで、しっかりと納得した上で就職活動を進めることができます。
また、納得感を深めた就職を実現させるためには、「スポーツ・体育会系学生に特化した就活のプロ」に相談することが大切です。体育会就活生の強みも弱みも知り尽くしたプロであれば、より適切なアドバイスやサポートが受けられるでしょう。
そこでおすすめしたいのが「アスリートエージェント」です。
3,000人以上の体育会学生の就職活動をサポートしてきた実績があり、体育会学生の就職活動のサポートする就活エージェントとしては、No.1の規模と実績を誇ります。
求人紹介から各種資料作成のサポート、就職決定後のサポートまで全て学生は無料でサポートしてもらえますので、体育会学生の就活生は必ず登録するようにしましょう。
まとめ
この記事の内容をまとめると以下の通りになります。
- 体育会学生が就職活動での失敗パターンは大きく分けて5つ
- 体育会系出身=内定がもらえるわけではない
- 体育会学生が就職活動で失敗しないためには、体育会学生専門の就職エージェントを使うべし
体育会系の就活生は、確かに有利な部分はありますが、ドツボにハマってしまう可能性があるのは、体育会以外の学生と変わりません。
就職活動の専門家にサポートをもらうことは、何も恥ずかしいことでも面倒なことでもありませんので、ぜひ一度相談しに行ってみましょう。
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